一本のケーナから

2010/11/21

 平成22年11月20日、(社)日本善行会から秋季善行表彰(第60回)を明治神宮参集殿にて受賞を受ける。

 善行の内容
 @特養施設・病院などでの慰問演奏奉仕。
 A野外コンサートによる演奏奉仕。

 笠谷俊一氏は、約二十年前に「コンドルは飛んで行く」という曲のケーナ(南米の民族楽器)の音色に強く心を動かされ、以後、この楽器に取り組むきっかけとなった。会社経営の最高責任者ではあったが、上達に伴って、元々民生・児童員として、世の為人の為に奉仕する精神が旺盛の人格者であったため、自然とケーナの演奏奉仕活動に入った。

 氏の主な活動の場は、特養施設・病院等で、これらの訪問先のスタッフの方達や入居者・患者さん達の「好む曲」の演奏に取り組み、その結果、入居者・患者さん達の表情の無かった姿が、生き生きとした表情に変わり、演奏に対して感謝されている。こうした事が、反響を招き、演奏要請が絶え間なくあって、1996年からはじめて、現在に到る。
 日々多忙な立場でありながら、他人のために報酬を求めず只管奉仕の精神の発露は、もって多くの人間に一生の過ごし方の示唆を与える美挙である。

 以上が推薦文であるが、何れにしてもケーナ愛好家として「一本のケーナから」始まり多くの友人に感謝したい。